【ギターアンプ】初心者にRoland JC-22をすすめる理由【5項目】
ギターをはじめた初心者の皆さん、練習はどうでしょうか。
ギター練習時はアンプにつないで音を出していますか?
ライブパフォーマンスのことを考えると、
ヘッドフォンより、アンプからの音をしっかり聴いたほうが
「モニター音」の感覚を養うことができます。
ギター初心者さんの疑問
「練習アンプは何を買えばいいのでしょうか?」
価格帯も広いため、何を選んでいいのか難しいところです。
悩んでいる方に抑えて貰いたいポイントの一つに
「音質」があります。
■目次
▶1-2.人気のアンプ Roland JCシリーズ【おすすめ】
1.エレキギターにはアンプが必要不可欠【おすすめ】
綴りましたが、アンプを使って音の空気感を感じることが必要です。
今は住宅、練習時間帯の確保ができないなどの事情で、
ヘッドフォンをして練習される方も多いと思いますが、
ギターの音色を相手に聞いてもらうことを考え、
自分で自分の音を確認することは大切です。
エレキギターはアンプから音を出すもの。
アンプから出音を確認しながら練習することを
初心者さんにもおすすめしたいです。
1-1.ギター初心者が悩むアンプ選び
ギター初心者さんが悩む要因のひとつが「予算」です。
10年程前に比べると、技術が進歩して商品が増えています。
各社様々なブランドが確立され、人気のある商品も出てきています。
アンプの価格帯も広くなっているため、
初心者さんもしっかり情報を整理して用途を明確にしてから
購入に踏み切ることがベストだと思えます。
「おすすめ・人気」だからといって、
その商品が完全に良いというわけではありません。
どのブランドも一長一短があります。
そこを理解しながら理由を明確にし、
用途に合わせていくのが良い選択です。
アンプはすぐに壊れるものではありません。
付き合いが長くなります。
楽器屋さんで店員さんに「おすすめされるがまま」の選択より、
用途を店員さんに告げて、おすすめを受ける方が
ギター初心者さんには得策と言えます。
ギター初心者さんに高額な商品をおすすめする店員さんもいます(笑)
分からないことは調べたり、聞いたりして整理することも
ギタリストとしての勉強だと思います。
1-2.人気のアンプ Roland JCシリーズ【おすすめ】
引用:Roland公式ページ
「Roland」というブランドはアンプに限らず、
エフェクターも含めて人気が高くおすすめです。
エレキギター関連の製品では標準的になりつつあります。
ギター初心者さんが読む書籍や雑誌関連でも、
おすすめ製品としてよくブランド名が上がっていると思います。
特にRoland JCシリーズは昔からギターアンプの中でも人気が高いです。
では、なぜ人気なのか?
Roland JC(ジャズコーラス)は1975年にデビューしたギターアンプです。
古くから音楽業界で活躍しており、世界の標準として
現代にいたるまで愛用され続けています。
コンボアンプ = Roland JC
このブランドは絶対的であり、
世界中の有名アーティストが愛用しています。
雑誌のインタビュー記事などを読んでしまうと
おすすめされるギターアンプとして考えることもできていまします。
ひとつのブランド製品が約40年愛用され続けることは、
商品としての魅力があるからこそと言えます。
今ではギター・音楽業界で標準的な存在です。
真空管アンプに比べて耐久性が強いため、
ギター初心者さんにも扱いやすいアンプです。
初心者さんがスタジオ練習などで
使う割合が高いアンプだと思えます。
2.Roland JC-22は贅沢なアンプ
引用:Roland公式ページ
JCシリーズは年々製品数が増えていきました。
現行では
JC-120、JC-40、JC-22、JC-1というラインナップとなっています。
よくライブハウスや練習スタジオで見かけるアンプは「JC-120」です。
なぜJC-22が贅沢なのか?
①自宅サイズ
②センド&リターン装備
③ステレオ出力
④JC-120直径の高品質
➄低価格(ギター初心者向け設定)
「JC-120がそのまま小さくなった」
JC-120はその名前の通り120W出力のギターアンプです。
防音設備の無い場所、騒音が許されない場所では絶対に鳴らせません。
つまみ1でも、自宅であればかなり大きい音になります。
フル10であれば音圧で薄い窓ガラスが割れる危険も考えられます。
しかし、JC-22は出力を抑えて小さくできているギターアンプです。
30W対応のアンプで、出力はJC-120の4分の1。
そのうえ、品質や装備関係がJC-120と同等。
おすすめできる理由も納得できます。
価格設定もギター初心者さんには優しい設定といえます。
新品で8000円程から購入できるアンプもありますが、
JC-22は激安アンプと比べる少々高めな設定です。
では、おすすめな理由をさらに深堀しましょう。
2-1.Roland JC-22でエフェクターが学べる
ギター初心者さんにおすすめしたいのが「エフェクター」です。
理由は「ギター初心者に告げるアンプ術【後編】」でも綴った通りです。
ギター初心者さんは色々な音に触れる勉強が必要となります。
音色の効果=エフェクターとなります。
アンプ直で勝負している方もいますが、
必ずエフェクターについて勉強をしています。
ギター ➡ エフェクター ➡ アンプ
という順で接続をしていきます。
差込口には正面の input、後面のsend&returnがあります。
それぞれ回路が異なります。
揺らぎ系、空間系のエフェクターは後面に接続するのが
一般的とされています。
(初心者さんは「エフェクターの種類」から覚えましょう)
しかし、send&return端子のある練習アンプは稀なため、
機能を求めると自然と価格帯が膨らんできます。
その点、JC-22は低価格でありながらも
装備については充実感が得られるギターアンプに
なっているといえます。上級者でもJC-22の機能面はうれしい限り。
エフェクターの使い方について学びやすいアンプです。
初心者さんにおすすめされる理由も納得できます。
2-1-1.ギター初心者は歪みを学ぶべし
ギター初心者さんがエフェクターを購入する時に
入門としておすすめされるのが「歪み系」です。
「歪み」はエレキギターとしての音でもあります。
アンプから出るギターの「ジャーン」という音がイメージでしょうか。
歪みの種類は各ブランドから多くの製品が出ており、
音質も豊富です。楽器屋さんのエフェクターコーナーにいけば
初心者でも分かるように整理されています。
楽器屋さんでおすすめされる商品もよいですが、
質感については自分の耳で確かめるのが一番です。
ギターの音として「歪み」の役割は重要です。
ギター初心者さんは、様々な種類の歪み系エフェクターを体感し、
どれが自分好みなのか探ることが、エフェクターを使う一歩だと思います。
初心者さんにおすすめなのは「BOSS製品」だと俗に言われています。
ポピュラーで使いやすいというのが理由です。
「トランジスタアンプ」です。
トランジスタアンプの代名詞は何でしょうか?
初心者のみなさんも考えてみて下さい。分かりますか?
(ご存じない方は参考までにこちらへ)
やはりJC-22はギター初心者さんにおすすめしたいアンプです。
3.Roland JC-22でステレオ出力
ステレオ出力とは?
2つのスピーカーから音が出ることですが、
一般的なコンボアンプはモノラルでスピーカーがひとつだけです。
しかし、JC-22はスピーカーが2つ搭載されています。
「ギターをステレオで鳴らす」という概念が勉強できてしまいます。
ギター初心者さんにはとてもおいしい内容です。
(本当におすすめです。)
3-1.エレキギターが楽しくなる爆音【かなりおすすめ】
近年流行しているのがマルチエフェクターやアンプシュミレーターです。
ギター初心者さんでも手に入りやすい価格の製品が増えてきているため、
最初の1台目のエフェクターとしてもおすすめされています。
多くの製品には「RL端子」が装備されています。
JC-22との接続方法は簡単です。
ギターアンプの後面にあるSend&return端子とRL端子をシールドで
つなぐだけです。初心者さんでも簡単です。
これだけでギターアンプのスピーカー2つから
音が同時に出力されます。(RL端子があることが絶対条件です)
JC-22のおすすめポイントの一つが、
モノラルとステレオを比べられるところです。
アンプ正面に立って音を聞き比べてみて下さい。
音像が明らかに変わります。
試すことは必須です!
こういう音の勉強まで可能なのがJC-22の特徴。
ギター初心者さんには是非おすすめしたいアンプです。
よりギター練習が楽しくなりますし、
ライブハウスのアンプでJC-120を使う時にも応用が効きます。
JC-22とJC-120は扱いが一緒です。
アンプの大きさが変わるだけ。
ギター初心者さんがライブハウスでJC-120となっても怖がることはありません。
自宅での練習を思い出せば良いだけ。
ライブ本番のトラブルが減らせることができるため
おすすめしたいです。
初心者さんでなくてもライブ本番のトラブルは避けたいですが、
リアルタイムなだけにいつ起こるか分からないのが
アクシデントでもあります。
アンプやエフェクター関係の設定のトラブルは事前予測が可能なので、
ゼロにすることもできます。
ステレオで出力することで、マーシャル系のセパレートスピーカーにも
負けない音圧を得ることができます。
4.ギター初心者さんはセットで買うべき【おすすめ】
ギター初心者さんはセットでアンプも購入することをおすすめします。
住宅事情でヘッドフォン中心になる方もいるかと思いますが、
耳の訓練も含めて、サイズの小さいアンプは必ず1台は必須といえます。
ギター初心者で、なおかつ、アンプ選びに迷っている場合、
「Roland JC-22」は必ず選択肢のひとつに入れることをおすすめします。
ギター初心者でなくても充実している装備ですので、
上級者目線でも欲しいアンプとなっています。
音の勉強もでき、ライブ本番まで応用が効く小型アンプとして
おすすめ度もかなり高めです。
- ギター
- エフェクター
- アンプの扱い
この3点を自宅で一度に体験しながら勉強できるのはおすすめです。
4-1.高品質な「音」を自宅で標準
「ギター初心者だから音については良く分からない。」
最初は分からないと思います。
しかし、初心者さんでも勉強や経験を重ねると
音についての探求心が強くなることは間違いありません。
そんな時に色々試せるギターアンプが手元にあることをおすすめします。
アンプは基本的には高価な買い物となりますが、
壊れない限り永遠と使い続けることができます。
高音質なJCサウンドが自宅で得られることは、
これからギターを始める初心者さんにとって恵まれていると思えます。
アンプ購入で迷っていた場合、
JC-22は胸を張っておすすめできるアンプだと思います。
はじめは誰でも初心者ですが、
ステップを踏んでいくと初心者の立場から教えたり、
伝える立場にもなりえます。
そんな時にJC-22の魅力について語れるようになれば、
立派に成長しているといえると思います。
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