【保存版】ギター初心者へ完全伝授するジャズコーラスの魅力【まとめ】

ローランド ジャズコーラス JC の魅力を綴ります

【前編】ギター初心者に告げるアンプ術⑤項目【保存版】

 

f:id:e_ex_125e:20180123212221p:plain

 

 

はじめてエレキギターを手にとったあなた!

 

おめでとうございます。

 

とにかく

おもいっきり弾きましょう!

 

楽器はいじり倒してこそです。

 

エレキギターはアンプに繋がないと、

大きな音はでません。

 

タブ譜(楽譜)やスケール、コードを覚えるなど

目的があればアンプに繋がなくても良いと思いますが、

基本的な練習は必ずアンプを通した方が良いです。

 

 

理由は

 

 

  1. しっかり押さえきれていない弦が分かる
  2. 運指の力加減が分かる
  3. イメージした音色か確認ができる

 

 

特に①が練習する上で重要です。

 

しっかり押さえる(ミュート)ができないと

ノイズが出るため綺麗に音が鳴らせません。

 

アンプに繋いで大きな音を出し、

自分の耳で確認が必要となります。

 

ライブでは、

あなたの演奏を聴いてくれる方がいますよね。

 

自分本意にならず、相手のことを考えたいものです。

 

私がギターを始めた時と違い、今は機材の種類が増えています。

 

そのため価格帯も広がっており、選択肢がとても増えました。

 

 

これからギターアンプを買う、

ギター初心者の方の参考になればと思います。

 

 

■目次

1.初心者のアンプの選び方

 ▶1-1.【小型】練習用タイプ

 ▶1-2.【中型】ライブ用

 

2.アンプの構造

 ▶2-1.真空管アンプ

 ▶2-2.トランジスタアンプ

 

3.【まとめ】アンプの大きさと構造

 ▶3-1.おすすめは中型アンプ

 ▶3-2.エフェクターを考えてトランジスタ

 

 

1.初心者のアンプの選び方

 

f:id:e_ex_125e:20180123214243p:plain

 

 

音楽番組を見ていると、

ギターを弾いてる方の後ろに大きなアンプがありますよね。

 

練習スタジオやライブハウスによっても備え付けは様々です。

 

楽器屋、インターネットショップなどでみかける

「初心者ギターセット8点」等にも小さいアンプが付いています。

 

ここでは

「アンプの選び方」を伝えていきます。

 

一般的な住まい(一軒家、アパート、マンション等)によって、

アンプから出せる音量や設置できる場所にも限りがあります。

 

よくテレビで見かける大きなギターアンプは、

 

  • 自宅に防音設備がある
  • 山奥等の住まいで近所迷惑がなく、かつ家族のいない時間帯に音が出せる

 

など、

特別な環境や状況がない限り、

一般的には購入しても使えません。

 

 

ここでは使いやすい

 

 

  • 練習用の小型アンプ
  • ライブにも使える中型アンプ

 

 

これらに特化した内容を伝えたいと思います。 

 

 

1-1.【小型】練習用タイプ

 

 

f:id:e_ex_125e:20180123212218p:plain

 

  

小型アンプは

ワット数が3 W~35 W程

 

 

一般的な練習アンプです。

 

 

特徴
  • 気軽に自宅で使える
  • 小さくて扱いやすい
  • 手頃な価格で手に入るものがある

 

 

入門用としては優れています。

 

ほぼ全ての商品にヘッドフォン端子が付いているため、

夜でも練習できます。

最近はUSB端子を搭載した商品もあり、

パソコンと繋げてレコーディングにも対応したアンプもあります。 

 

 

デメリット✖
  • 大出力を要する屋外等のライブでは使いにくい

 

 

屋外やライブハウスで使う場合は、

出力不足を補うため、

必ずPAを通して音を増幅しなければなりません。

 

出力が小さい分、ステージで使う場合は

自分のギターの音色の確認がしにくいです。

 

しかし、

小型アンプでも手が出せないくらい

高価な商品もあります。

 

ツマミをフルにすることで、

大型アンプの質感に近くなる商品もあり、

低出力だからといって小型アンプは馬鹿できません。 

 

 

1-2.【中型】ライブ用

 

 

f:id:e_ex_125e:20180123212212p:plain

 

 

中型アンプは

ワット数が40W~60W程 

 

 

練習スタジオや屋外でのライブにも

対応します。

ライブハウスに持ち運びしやすく、

ステージでは高さを出すことで

自分の音のモニタリングもできます。

 

 

特徴
  • しっかりした音圧が得られる
  • 大型アンプに比べると持ち運びしやすい
  • マイアンプとして扱いやすい
  • 自宅練習にも使える
  • エフェクターが内蔵されているものがある

 

 

中型アンプは幅がとても広いです。

ちょっとした屋外やライブハウスでも十分使えます。

 

お気に入りの音がでるアンプを購入すると、

myアンプとして、練習や本番でも同じものが使えます。

 

練習用アンプと同じで、ヘッドフォン端子もあります。

エフェクターが内蔵されている商品もあり、ライブで十分活躍できます。

 

 

デメリット✖
  • やや場所をとる
  • 小型練習アンプより高価

 

 

小型アンプに比べると出力がありますので、大きさはあります。

価格帯も激安アンプの3倍~4倍です。

環境が許せるなら音量をしぼることで

自宅でも十分鳴らせますし、ライブ本番でも使えるため、

非常にフレキシブルだと言えます。

 

 

2.アンプの構造

 

 

f:id:e_ex_125e:20180123212225p:plain

 

 

ここではアンプの機械的な部分を伝えます。

私も技術者ではないため、難しいことは分かりません。

しかし、

構造によって音の質感に違いがでます。

ごくごく簡単な内容を伝えたいと思いますので、初心者でも安心して下さい。

同じアンプでも質感に違いが出ることを

覚えましょう。
 

 

2-1.真空管アンプ

 

f:id:e_ex_125e:20180123212235p:plain

 

 

音の信号がアンプの中の「真空管」を通って増幅され、

音が出る仕組みです。

真空管を通ることで暖かみのある音が得られます。

ギターアンプだけではなく、

一部のオーディオにも真空管アンプがあります。

 

 

特徴
  • アンプのスイッチを入れてもすぐに音が出ない
  • 真空管をあたためなければならない。

 

  

 

f:id:e_ex_125e:20180123215157p:plain

 

 

真空管ギターアンプには、

スイッチが2つあります。

 

 

真空管ギターアンプのスイッチ
  • 電源スイッチ
  • スタンバイスイッチ

 

 

大体の商品は2つあります。

※ものによって名称が異なる場合もあるかもしれません

 

 

正しい電源の入れ方
  1. 電源スイッチを入れ、2~3分待つ
  2. スタンバイスイッチを入れ、音を出す

 

 

練習を一時中断するときは、スタンバイスイッチだけを切れば大丈夫。

電源を切る時は②、①と逆順を踏みます。

 

 

注意点
  • 電源の入れ方、切り方を必ず守る

 

 

正しい扱いをしなければ、真空管の破損に繋がります。

 

 

デメリット✖
  • 真空管の交換が必要
  • コストが高い

 

 

真空管が消耗品です。

アンプから音がでなくなったり、

音に張りが無くなってきたら交換時期です。

そのため定期的にメンテナンスが必要になります。

沢山使えば使うほど、消費も多くなります。

 

真空管アンプは使っている方が多いです。

真空管ならではの音の暖かみや厚みは、

聴き心地や弾き心地も抜群です。
 

 

 

2-2.トランジスタアンプ

 

f:id:e_ex_125e:20180123212250p:plain

 

 

 トランジスタアンプは

「ソリッドステート」とも言われます。

 

音の信号が「トランジスタ」という

電子部品を介して増幅され出力されます。

 

 

特徴
  • 真空管アンプより耐久性が高い
  • 壊れなければ半永久的に使える
  • メンテナンスが必要ない
  • 音作りの幅が広い

 

 

非常に扱いやすいアンプと言えます。

音の質感はキメが細かく、立ち上がりが早い印象です。

設定によっては攻撃的なサウンドから、

透明感あるサウンドまで、様々な音が作れます。

 

 

デメリット✖
  • 真空管のような暖かみは得られない

 

 

エフェクターを使い

真空管アンプのサウンドに似せることは可能ですが、

完全にウォームな質感までの再現は難しいと言えます。

 

真空管を搭載したエフェクターもありますので、

やはり音作りの幅広さは真空管アンプには及ばないと思います。

 

 

3.【まとめ】アンプの大きさと構造

 

3-1.おすすめは中型アンプ

 

f:id:e_ex_125e:20180123212232p:plain

 

 

理由はズバリ!
  • 持ち運びやすさ

 

 

実用的なアンプはmyアンプにしやすいです。

ライブハウスに持ち込んで、

練習と全く同じ設定で自分の音が出せます。

 

ライブ前にリハーサルもありますが、

音作りより流れの確認が大半をしめます。

 

備え付けのアンプでも、

同じ設定で同じ音が出るとは限りません。

 

myアンプは自分だけのものです。

中型アンプは持ち運びも考慮すると実用的と言えます。

 

 

3-2.エフェクターを考えてトランジスタ

 

f:id:e_ex_125e:20180123212239p:plain


 

魅力はズバリ!

 

 

真空管アンプは、定期的に手入れが必要となります。

真空管は消耗品なので、コストを考えると割高です。

しっかり大きな音を出せる環境があれば、

真空管アンプの良さが体感できるはずです。

 

しかし、

今の日本の住宅事情を考えると難しいと思われます。

 

自宅での練習や音を追及していくと、

誰もが必ずエフェクターを購入します。

 

 

トランジスタアンプの代名詞

「ローランド JC 120」はどこにでもあります。

 

スタジオ練習時にエフェクターで音を作り込むことで、

ライブ本番でも練習と同じ音が期待できます。

 

アンプを持ち運ぶのとは違い、

エフェクターだけであれば荷物も少なくなります。

 

 

エフェクター
  • アンプより安い
  • 小さいため沢山所有できる
  • すぐに替えがきく

 

 

エフェクターと相性の良いアンプは

トランジスタアンプ」です。

 

トランジスタアンプといえば

ローランド JC(ジャズコーラス)です。

 

後編では、

音作りによるアンプの選び方を解説していきます。